プラハで英語は通じないし、笑顔なんて期待するな!

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2016年7月末に降り立ったチェコ・プラハ。

 
僕が使える外国語は英語のみ。
それでヨーロッパ中を旅して来たから、プラハ観光に際しても、心配はしていなかったのです。
 
しかし、プラハで英語は通じない!
 
正確には、こちらの英語を理解はしてくれるけど、英語を話してくれる人が少ない!
 

マクドナルドの若い店員も英語を話さない

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プラハに着いてすぐに向かったのはホテルの近くにあるマクドナルド。
英語のメニューを見て注文すると、若い女性店員はチェコ語で返してくる。
「??」となるも、こちらの注文を理解してくれている雰囲気だったのでそのままやり取りを続けた。
 
そして支払い。クレジットカードを見せると、店員はカウンターのカード読み取り機を指差してチェコ語で話してくる。
これも言葉は分からないが、「そこにカードを入れて」と言うことなのだと理解はできた。
 
しかし、このカード読み取り機に英語表示がない。
チェコ語で何やら書かれているが意味がわからん!
 
とりあえずカードを挿してみるが通信に時間がかかりすぎていたのか、画面の文字が変わらないので、抜き挿しを何度かしていた。
女性店員は待ちきれなかったのか、舌打ちをしてカウンターから降りてこちらにやってきた。
そして僕のカードを取り上げてカードを挿して、画面の表示が変わると「PINコードを入れろ!」と言うかの様に無表情で画面を指差してこちらに目を向けた。
 
一連の女性店員の態度に完全に萎縮した僕は、すぐにPINコードを入れて商品を受け取って席に着いた。
 
「チェコ怖え〜!!」
というファーストインプレッションだった。
 

どのお店でもチェコ語ばかり

観光客相手に特化した店以外はチェコ語のメニューのみ、チェコ語しか話さない店員というのがほとんどだった。
 
調べてみると、チェコ人はチェコ語に誇りを持っているのだとか。
そのために英語を話すことは少ないし、外国人が無理してチェコ語を使うのにも嫌な顔をする人もいるのだとか。
 
確かに、チェコ語の「ありがとう」を覚えてチェコ人に言ってみてもみんな表情を変えない。
今までに訪れたヨーロッパ諸国(北欧から南欧、西欧まで)では現地の言葉を口にすると喜んだ表情をしてくれることが多かったので、チェコ人の反応には寂しさも感じた。
 

チェコ人の表情

ちなみにお店やホテルの人達はみんな無表情。
チェコの人に「愛想」というものを感じなかった。
「決められたサービス以上のことは必要ないだろ?」とでも言うような感じを受けた。
「これが旧共産圏なのか!」と洗礼を受けた気分。
 
日頃無表情で過ごしていることが多く、ブログ名も毎日無表情とする自分ですら引くぐらいのぶっきらぼうさ!!!
 

結局は慣れるんですけどね。

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初日に受けた衝撃に、3日目ぐらいまではチェコ人に対する恐怖を引きずっていたけど、5日もいればそんなチェコ人気質に慣れた。
慣れてくるとプラハの街並みを心から楽しめるようになった。
それでも妻は最後までこのチェコ人気質について行けなかったようで、消耗していた。
 
これからチェコに行こうという人は、言語や表情の壁に覚悟してください!
 
その壁を超えたところに、チェコの美しさが待っていますよ!

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