新婚旅行でフィンランドの北極圏を訪れた話。
目次
オリジナルソコスホテルは部屋にオーロラ!?
ホテルはエクスペディアで予約しました。
オリジナル ソコス ホテル バークナ ロヴァニエミ – (Rovaniemi, FIN) | エクスペディア
ツイン・朝食付き、1泊が12000円のところ、 JALのキャンペーンで11000円。
ロヴァニエミ空港から市内ホテルを周る黄色いミニバスで直行。
白夜を過ぎたとは言え、まだ明るい23時頃にチェックイン。チェコから渡ったばかりだったのでホテルスタッフのフィンランド人女性の愛想の良さがとても際立っていました。嬉しい!!
プラハで英語は通じないし、笑顔なんて期待するな! – 毎日無表情
部屋はこんな感じ。
100リットル近いスーツケースを広げられるスペースもある。壁には照明があり、それがおもしろかったです。
「オーロラやん!」と一人でツッコむ。
魅力的なのは照明だけではなく、シャワールームもとても清潔で満足。翌朝のビュッフェ式朝食もメニューが豊富で良かったです。コーヒーに合うクッキーなどのお菓子が充実していました。
現地ツアーに参加
ツアーにした理由
翌日はサンタクロース村とトナカイ牧場に行くのが目的。日本からネットで現地発ツアーに申し込んでいました。
サンタクロース村だけなら自力でバスを使って行けるけど、トナカイ牧場がどうしても見たかった。ここだけは個人では難しそうなのでツアーを頼むことにした。トナカイ牧場で餌やり体験&サンタクロース村観光(英語ガイド)で1人1万5千円ぐらい。
今思うと高すぎる!でも金額分以上の体験はできたから後悔はしていません。
ツアーの始まりはボートで川上り
ホテルで朝食を食べてホテル向かいのツアー会社へ向かう。初めにツアー参加に関しての注意事項をすべて英語で聴き、書類にサインする。「〜はしないでくださいね。もし〜して何かあっても責任取られへんよ。」といった内容の注意でした。
そして着替えを求められて・・・
動きやすいジャンパー、長靴、救命胴衣をつけてボートに乗り込む。
雨が降りしきる中、ロヴァニエミの街を南北に流れる大きな川を30分ほど上って行く。8月とは言え20℃を下回る気温で雨が降る中、ボートが結構スピードを出すので寒かった。
ラップランドの文化体験
そして着いたのは、フィンランド北部に住むサーミ人の民家。ここではこの地方のトナカイ文化について学びます。
まずはここらへんの森で取れたブルーベリーのジュースを飲む。温かく、酸味があるジュースでさっきの寒さで縮こまった身体が緩む。
このおばちゃんが英語で、サーミ人と森の関係、トナカイの生態について優しく説明してくれた。しかし、自分たち夫婦の言語力では半分くらいしか理解できなかったです。
ここの家の旦那さんが作ったランプ。トナカイは角を自分で落として、新しい角を生やす。このときに落とした角が森のいたるところにあり、似た形の角を集めて作ったのだそうです。他にも角で作ったスプーンやナイフの柄など、様々なものを見せてくれた。
家も自分で造ったとのこと。フィンランドでは冬は極力外に出ないで済むように、食料を蓄える必要がある。なので、どの家にも巨大な冷凍庫が2〜3個あるとのこと。見せてもらった冷凍庫は業務用サイズだった。中にはお肉や、森で取れた果実がたくさん!
トナカイ牧場で餌やり
サーミ人民家で勉強したあとは、川を少し下ってトナカイ牧場へ。牧場主のサーミ人おじさんからサーミ人とトナカイの歴史を英語で聴き、餌やり体験。
民族衣装に身を包んだ牧場主。とても朗らかな人だった。この人が鍋を叩いて歌を歌うと、トナカイの群れがやってきた!
あら、赤ちゃん!
股間を噛まれた!!!ここのトナカイたちはとても人に慣れていて、人懐っこい子達でした。かわいい〜!!
餌やりの後は食べる
餌やりの後、牧場主の家でトナカイの肉料理を食べました。あんなにかわいい子達を食べるなんて・・・とちょっと気が引けましたが、ここでしか食べられないトナカイ料理への好奇心も高まります。
でできた料理はこんなもの!!
トナカイのひき肉を炒めたものをマッシュポテトの上にのせて、これにリンゴンベリーソースをかけて食べました。トナカイは変なクセがなく、あっさりした味。ベリーの酸味とのミックスが美味!!!でもトナカイ料理、この地方の人も誕生日とかの特別な日にしか食べないようです。
サンタクロース村へ
2年前に来たときと変わりない様子に、経営に力を入れているのかどうか疑問が湧きました。笑
今回もサンタさんと写真を撮り(4,000円)、マリメッコのアウトレットで買い物。とてもいい感じのデミタスカップが安くなっていて嬉しい!!
サンタクロース村では2時間の自由散策、その後は車でロヴァニエミ市街へ戻ってツアー終了。ガイドのお兄さん、とても感じの良い方でした。
このツアーなかなかの値段だったけど、トナカイ牧場はそれに見合った価値があった。ロヴァニエミではツアーにして正解!!
元・世界最北マクドナルド
ツアー終了から、翌日にヘルシンキへ戻るための夜行列車の出発まで時間があったので街をウロウロ。でもレストラン数軒、キオスク、ショッピングセンター2軒ぐらいしかないこじんまりした田舎街。
結局、海外旅行の定番?マクドナルドに入る。日本と同じ味が食べられるので落ち着きます。笑
このお店、ロシアのムルマンスクにマクドナルドがオープンするまでは「世界最北端の店舗」だったようです。ムルマンスクのカフェレストラン紹介(15) – ムルマンスク便り
店舗内にはサーミの民族衣装を着た人形が飾ってありました。
そしてこの店舗の特徴はハンバーガーのパンがライ麦パンであること。色が黒いのは日本では食べられない珍しいものです。ロヴァニエミに寄ったら是非どうぞ。
そして僕達夫婦は夜行列車サンタクロースエクスプレスに乗ります!!
ツアーは日本で予約していこう
今回のロヴァニエミのツアーは出発前にネットで予約しました。
ベルトラというサイトです。ここが本当にオススメ。いろんな国の観光で使っています。
・日本語のサイトなので予約がとても簡単で安心!
・支払いはカード。
・日本語ガイド付きツアーもあります。
・フィンランドだけでなく世界中の国のツアーを予約できます。