【映画】ザ・ウォーク

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ロバート・ゼメキス監督

ジョセフ・ゴードン・レビット主演
綱渡りに魅せられたフランス人がニューヨークの高層ビルでの綱渡りに命をかける物語。
実話を元にしているようです。
主人公の大道芸人(本人曰く〝アーティスト〟)のプティはニューヨークに超巨大なツインタワーが立つことを雑誌で知ります。
このツインタワーこそが、911で崩壊したワールドトレードセンターです。
雑誌に掲載された2つのビルの完成予想図に鉛筆でロープを描き入れたときから、プティの挑戦が始まるのです。
その壮大すぎる、イカれた計画にプティの周りの人間も魅了されて協力者になります。
協力者とともにニューヨークに渡ったプティは綿密な現場調査により、ロープを張ることに成功。
そしていよいよ綱渡りの本番。
2つのビルの間にかけたロープ上を渡るシーンの迫力といったら半端じゃありません。
映像技術の高さはとんでもなく、ビルの上から地面を見下ろすアングルには奥行きがあり、本当にその場にいるかのよう。
観ているこっちの心拍数をあげます。
このシーンのためにお金を払っているようなもんです。
ただでさえ緊張感のある絵なのに、ビルの上に立つ人の動き(ある者は大胆に動き回り、ある者はオドオドとして危なっかしい足取りで移動する)により、緊張感が増します。
そしてプティ。
ただ綱の上を歩くだけでなく、あんなことこんなことをするから余計に怖いです。
「ある意味ホラー映画」ともネットでは書かれていました。
この作品は劇場、できれは3D、もっと言えばIMAX3Dで観て欲しい一本です。
おもしろさは☆5つ中☆4つ!!!