2014夏ヨーロッパ周遊(きっかけ)

2013年の秋にたまたま立ち寄った梅田の書店で手に取った、

 

『夜行列車で旅するヨーロッパ』(イカロス出版)。

夜行列車で旅するヨーロッパ

 

内旅行でもよく夜行列車を使っていて、流れる景色を見ながら寝て、

目覚めると知らない土地の朝もやの中、という感覚が好きだったので、

この本は自分にはとても興味深く、すぐに購入した。

 

2012年に英仏を旅行した時に、ドーバー海峡をユーロスターで渡った経験があったが、

「海外で夜行列車」なんて考えたことが無かったので、ページを捲る旅にどんどん引き込まれていった。

 

国内の列車では珍しくなった食堂車、

 

北欧デザインの個室、

 

海を渡る夜行、

 

寝ている間の国境越え、

 

どれもこれも魅力的であった。

 

 

「夜行列車の旅に行こう。」

 

日本でも近いうちに無くなる夜行列車、2013年末の時点で残っている列車の切符は取りづらい状況だからこそ、

 

「今行かないと!」

 

と強く思った。

 

 

次の週末には、かの梅田の書店で

 

『地球の歩き方by Train ヨーロッパ鉄道の旅』(地球の歩き方編集室)

『トマス・クック ヨーロッパ鉄道時刻表』(地球の歩き方編集室)

1 地球の歩き方 By Train ヨーロッパ鉄道の旅 (地球の歩き方BY TRAIN) トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表 2013夏・秋

 

 

 

を購入し、『夜行列車で旅するー』の中でも特に乗りたい列車を使うルートを考案。

 

「フィンランドからドイツを経由してポルトガルまで横断する。」

 

2013年の秋に大まかな目標が立った。